ギター初心者でも弾ける！！ザ・ブルーハーツの曲

大好きなバンドに出会えてしまった時、そのバンドマン達に憧れて

ボーカルしたい！ギター弾きたい！ベース弾きたい！ドラム叩きたい！

と心を躍らす人は少なくないと思います。

管理人もご多分にもれずその一人で、ザ・ブルーハーツに憧れてギターを弾くようになりました。ただただ弾いて歌いたかったので、毎日のようにリンダリンダの弾き語りに明け暮れていました。

弾きながら歌えるようになるととても楽しいですが、その段階に達するようになるのが意外と大変です。特に、ギターの最初の難関と言われるＦコード（バレーコード）は、初心者にとっては本当に厄介な存在。ここで挫折してしまう人も少なくありません。

でも、バレーコードが弾けなくても、ザ・ブルーハーツの曲が弾きたいんだ！！！という情熱を持つあなたに向けて、バレーコードを使わなくても弾けるザ・ブルーハーツの曲を紹介します！

バレーコードを練習しつつ、今から紹介する曲を弾いて、自分の気持ちを高めてぜひギターを続けて下さい。

※アコギでの弾き語りを想定して記事を書いています。同じコードでもローコードで弾くか、ハイコードで弾くかで、指の置き方が変わってきますが、そうしたものもすべてローコードとして紹介します。

今回の曲のコードは下記の弾き語り本を参考にしています。

爆弾が落っこちる時

1曲目は、ファーストアルバム「ザ・ブルーハーツ」の7曲目として収録されている　”爆弾が落っこちる時”です。

爆弾が落っこちる時 僕の自由が殺される

爆弾が落っこちる時 全ての幸福が終わる

いらないものが多すぎる

いらないものが多すぎる

いらないものが多すぎる

サビが印象的なのはもちろんですが、「いらないものが多すぎる　いらないものが多すぎる」というフレーズもとても耳に残る１曲です。

初期のむき出しのブルーハーツ！という感じでかっこいいですよね。

この曲はなんと４コードで弾けてしまいます。登場するコードはこちら

英雄にあこがれ

２曲目は、セカンドアルバム「YOUNG AND PRETTY」の１１曲目として収録されている　”英雄にあこがれ”

音もたてないですぎていく　やり直せない日々
運動場のはしっこで　悪魔を育てよう

誰にも気づかれないように　食べ物を少しわけてやる
金網の中で大きくなれよ
そうです　これが若者の……

ドラムとベースのリズム隊が奏でる低い音の中に響いてくるヒロトの声と歌詞。

個人的には「音も立てないで過ぎていく　やり直せない日々　運動場のはしっこで悪魔を育てよう」という歌詞が印象的です。

この曲は５コードで弾くことができます。

ミサイル

３曲目は、サードアルバム「ＴＲＡＩＮ－ＴＲＡＩＮ」に４曲目として収録されている　”ミサイル”です。

ミサイル　ミサイル　ミサイル　ミサイル

ボクを発射台にのせて
飛ばしてみてごらん
花火のように　夜空をかざるよ
きのう君の夢を見た
それはボクのため
チカチカ燃える　導火線なんだね

ミサイルというタイトルとは裏腹に、スローテンポな曲です。聴く人によってイメージは異なるかもしれませんが、個人的にはラブソングかなと感じる曲です。

作詞作曲がヒロトなのですが、ヒロトはザ・ハイロウズでも”ミサイルマン”という曲を書いているので、”ミサイル”というワードは親和性が高いのかもしれません。

この曲は、なんと３コードで弾くことができます。

電光石火

４曲目は、先ほど紹介した”ミサイル”と同じくサードアルバム「ＴＲＡＩＮ－ＴＲＡＩＮ」に収録されている”電光石火”です。

淋しい夜が何度続いても
切ない朝を 何度むかえても
出かけよう さあ 出かけよう電光石火 電光石火
お日様をむかえに行こう
電光石火 電光石火
電光石火で かけぬける

ヒロトの突き抜けるような気持ちのいいボーカルが印象的な１曲で、弾き語りでも気持ちよく歌えること間違いなしです。

ちなみに、「歴史の本の最後のページ　白紙のままで誰にも読めないよ」が管理人は好きなワンフレーズです。

この曲は４コードで弾くことができます。

ながれもの

５曲目は、先ほど紹介した”ミサイル”　”電光石火”と同じくサードアルバム「ＴＲＡＩＮ－ＴＲＡＩＮ」に収録されている”ながれもの”です。

愛する事だけ考えて
それでも誰かを傷つける
そんなあなたが大好きだ
そんな友達が欲しかった

バイバイ バイバイ さようなら
会いたくなったら また来いよ
言い訳なんかは いらないよ
会いたくなったら また来いよ

ハイヨー ハイヨー ハイヨー まっすぐだ
ハイヨー ハイヨー ハイヨー 振り向くな

軽快なリズムで、なんだかカウボーイが思い浮かぶ（おそらくハイヨーの影響）１曲。１分５９秒という短い曲ですが、管理人は歌詞がとても大好きです。特に上に載せている部分は、ぐっとくるものがあり、ずっと好きな言葉です。

この曲は３コードで弾くことができます。

Ｆコード（バレーコード）がなくても弾ける曲はまだあるのですが、記事が長くなってきたので、Vol2でまた紹介したいと思います。

ちなみに、今回紹介した５曲中３曲が同じアルバムに入っています。有名なTRAIN-TRAINや青空も収録されている名盤なので、よかったら聴いてみてください。

今回、参考にした弾き語りの本はこれです。廃版になっていますが、中古で手に入るので、ザ・ブルーハーツを弾き語りしたい方は手に入れてみてください。